メニュー |
|
|
おじぎ |
|
|
相手に対して敬意や感謝を表すおじぎには、立ってする「立礼」と座ってする「座礼」があります。
日頃から何気なく行っている動作ですが、おじぎのしかた一つで印象がかわるのも事実ですので、
しっかり作法を身につけることが大切です。
■ 立礼
立礼の基本は、足を揃えてアゴを引き、腰を基点に、背筋を伸ばしたまま上体を傾けることです。
猫背になっていては正しい立礼とはいえません。
〜会釈〜
同僚や自分と同等の立場の人にする軽いおじぎです。
背筋を伸ばしたまま上体を軽く15度ほど傾け、視線は足元から1.5メートルくらい先におきます。
〜敬礼〜
上司、お得意様、目上の人などにするおじぎです。
上体を30度くらい傾け、視線は50〜60センチメートル先を見ます。
このとき両手の位置は、ズボンの縫い目を中指で軽く押さえる感じになります。
〜最敬礼〜
社会的ステータスの高い人に接したとき、お得意様の葬儀に参列したとき、自分の過ちを
謝罪するときなどにするもっとも丁寧なおじぎです。
上体の傾斜は45〜60度くらいです。
視線は自分の足元に落とします。
■ 座礼
料亭などでは、座礼が正式なおじぎになります。
@座布団を外して右脇におき、正座の姿勢をとって座る。
A指をそろえて膝の前に置き、一度相手の目をみて、ゆっくり上体を曲げていく。
上体の傾斜は通常30度くらい。最敬礼するときは肘もしっかり曲げ、上体を45度くらいまで
傾斜させて止める。
B左右の手は、女性の場合は人差し指と人差し指をくっつけ、男性の場合はこぶし一つくらいの
間隔をあける。
|
|
|
|